命理学(めいりがく)——四柱推命の学術的源流
命理学は、陰陽五行と天干地支を基盤に、人間の生を時間の流れの中で解釈する東アジアの学術体系です。宋代の徐子平(じょしへい)が子平命理を確立して以来、現代に至るまでその骨格が受け継がれています。
子平命理の成立
北宋(ほくそう)末期に徐子平が日干を中心に据える解釈法を整理したことで、今日われわれが「四柱推命」と呼ぶ体系が完成しました。それ以前は年柱を中心に見る唐四柱(とうしちゅう)が主流でした。
命理学の三派
①子平命理——日干を中心に据える正統派、②『窮通宝鑑(きゅうつうほうかん)』——季節・調候(ちょうこう)を主軸とする、③『滴天髄(てきてんずい)』——十神・格局(かっきょく)を中心とする。現代の統合派はこの三者を併用します。
占術と命理の違い
占術は偶然の結果(易の卦・タロットの札)を解釈します。命理は誕生という確定した座標から出発し、時間の流れを解釈するため、同じデータからは同じ結論が導かれる再現性を備えます。それゆえに「学(がく)」の字を冠するのです。